出版社内容情報
村野作品の主軸である都市を形づくるビルディング、劇場等ランドマーク的建築群に込められた思想を遺された設計図から読み解く。
日本を代表する建築家の一人である村野藤吾。その作品の主軸のひとつである、都市の街角を形づくるビルディング、劇場などのランドマーク的建築群に込められた独特の思想のありかを、遺された貴重な設計図をもとに読み解く。新規撮りおろし写真、初公開資料多数収録!
巻頭グラビア 撮影:市川靖史
論 考:村野藤吾の都市への眼差し 松隈 洋
1.「森五商店東京支店(近三ビル)」1
内容説明
村野藤吾作品の主軸のひとつである、都市の街角を形づくる商業ビルディング、オフィスビル、劇場などのランドマー的建築群に込められた独特の思想のありかを、遺された貴重な設計図をもとに読み解く。最新撮り下ろし写真、初公開図面資料を多数収録。
目次
森五商店東京支店(近三ビル/1931年)
そごう百貨店(そごう大阪店/1935年/現存せず)
フジカワ画廊(現・フジカワビル/1953年)
丸栄百貨店(現・マルエイ本館/1953年)
近映会館(1954年/現存せず)
ドウトン(現・コムラードドウトン/1955年)
神戸新聞会館(1956年/現存せず)
読売会館・そごう東京店(現・ビックカメラ有楽町店/1957年)
大阪新歌舞伎座(1958年)
泉州銀行本店(現・池田泉州銀行泉州宮業部/1959年)〔ほか〕