幻想文学講義―「幻想文学」インタビュー集成

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  • サイズ A5判/ページ数 713p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336055200
  • NDC分類 904
  • Cコード C0090

出版社内容情報

『幻想文学』に掲載されたインタビューから幻想文学の神髄を伝える記事を精選。綺羅星の如き先人74名による極上の幻想文学講義!

伝説の雑誌『幻想文学』に掲載されたインタビューを集大成。「幻想文学」の総体を明らかにし、その神髄を伝える先達諸賢74名による、比類なき極上の幻想文学講義録!

収録社名(五十音順)
赤江瀑/阿刀田高/天沢退二郎/綾辻行人/鮎川哲也/荒俣宏/五木寛之/
稲生平太郎/井村君江/巖谷國士/奥泉光/奥野健男/尾崎秀樹/恩田陸/
笠井潔/風間賢二/川本三郎/川村二郎/菊地秀行/紀田順一郎/木村榮一/
京極夏彦/久世光彦/工藤幸雄/窪田般彌/小池真理子/小松左京/佐藤さとる
佐野史郎/澤田瑞穂/澤龍彦/鈴木貞美/須永朝彦/高山宏/多田智満子/
建石修志/種村季弘/筒井康隆/都筑道夫/鼓直/出口裕弘/徳永康元/中井英夫
中島河太郎/中村真一郎/南條竹則/沼野充義/野中ユリ/野谷文昭/半村良
日影丈吉/日野啓三/別役実/星新一/前川道介/前田愛/松岡正剛/松山俊太郎
三浦清宏/三木卓/水野忠夫/皆川博子/南伸坊/矢川澄子/八木昇/矢野浩三郎
山尾悠子/山田風太郎/山村正夫/夢枕獏/由良君美/横尾忠則/四谷シモン
龍膽寺雄(計74名)

【著者紹介】
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。元「幻想文学」編集長、現「幽」編集長。著書に『遠野物語と怪談の時代』(角川学芸出版、日本推理作家協会賞受賞)、『文学の極意は怪談である』(筑摩書房)、編著に『文豪てのひら怪談』(ポプラ文庫)、共著に『日本幻想作家事典』(国書刊行会)、『響鬼探究』(国書刊行会)ほか多数。

内容説明

伝説の雑誌『幻想文学』に掲載されたインタビューを集大成。「幻想文学」の全容を明らかにし、その神髄を伝える先達諸賢74名による、比類なき極上の幻想文学講義録。

目次

1 創刊号~20号(澁澤龍彦―オブジェに彩られた幻想譚;荒俣宏―幻想文学ブームの仕掛人として ほか)
2 21号~40号(沼野充義―ロシア東欧幻想文学研究書案内;水野忠夫―革命期の想像力 ほか)
3 41号~60号(佐野史郎―かくもエロティックに山々は唸り…;皆川博子―華麗で懐かしい怪異 ほか)
4 61号~終刊号(工藤幸雄―『サラゴサ手稿』讃;稲生平太郎―英国怪談の伝統をめぐって ほか)

著者等紹介

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。1982年より2003年まで『幻想文学』編集長を務める。現在は怪談専門誌『幽』編集長。著書に『遠野物語と怪談の時代』(角川学芸出版、日本推理作家協会賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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コットン

43
雑誌『幻想文学』のインタビュー集で、はこちゃんからのオススメ本!幾つかは立ち読み済みですが、今回面白かったのが日陰丈吉のペンネームが富山の薬売りからのもじりだったり、松山俊太郎へのインタビューにおいて小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」で横文字の奇怪な語句が出てくるが、この作品の半ばまで書き進めたとき神経衰弱になり妄想が起こってそうゆう語句が出てくるとか・・・。幻想文学好きには読みどころ満載な1冊でした。2013/01/06

藤月はな(灯れ松明の火)

42
再読。読んでいたことをすっかり、忘れていて自分の記憶の低下を思い知らされましたorzレイ・ブラッドベリは人によっては賛否両論なのにキングは大絶賛という点が共通しているのが可笑しい^^今回は山田風太郎氏の規制されるメディアと川本三郎氏の大人になりきれないひ弱な大人への言及が印象的でした。前者は報道規制によるフラストレーションが魔女狩りのようなSTAP報道へと繋がったのではないかという記事を観て、後者は父と予算使い込み、LINEでの恫喝など地方役人の大人とは思えない対応で感じたものを改めて突き付けられました。2014/08/19

藤月はな(灯れ松明の火)

36
「幻想文学」で掲載された、中井英夫や澁澤龍彦、日影丈吉、赤江瀑らの幻想文学の大家から恩田陸、京極夏彦らの当時の新人ミステリー作家、佐野史郎、四谷シモン、木村榮一、中島河太郎など、知る人ぞ知る、翻訳家、書評家、俳優、人形作家らなどの幻想文学にこよなく、耽溺する人々へのインタヴュー。赤江瀑作品の当時の帯の文句や『狂骨の夢』の再読して分かる印象構成、インタヴュー当時の新刊内容(『死の泉』など)、作家の読書傾向も伺えて楽しいです。特に幻想文学への愛が伝わるリストのおかげで読みたい幻想小説がまた、増えました(笑)2014/01/03

HANA

35
インタビュー集。季刊誌「幻想文学」から83編を厳選したもの。古くは澁澤、種村等の大御所から星新一、筒井康隆、最近は京極夏彦や恩田陸、皆川博子まで兎に角取材された層の厚い事。中には物故された人も多く、雑誌の長い歴史を少し垣間見れる気もする。内容も幻想文学についてストレートに語ったものからケルトや怪談等自分の守備範囲について語ったもの、作家なら自作品について語ったものなど実に多岐に渡っている。個人的にはホラー受容史や作家の自己作品解説に興味をそそられたが、誰でも自分の興味のある部分を見つけられると思う一冊。2012/12/06

袖崎いたる

12
懐かしき季刊雑誌『幻想文学』上での、幻想文学について考えるのに重要であろうという基準から選抜されたインタビューの集成。いろいろな幻想文学関係の著名人が含蓄のあることを語っているのだけれど、概ね「幻想文学とは何か」という問いに対しては未決定性に留まっての回答をしている印象を受けた。個人的には大学を文学部へと進もうと考えている文学愛好家が読むとためになるのではないかと思えた。なんだかんだで、筒井康隆さんの「要するにいろいろな〝面白さ〟の種類を決める議論というのが、即ち文学論であるはず」という文句が心に残った。2015/10/31

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