停滞の帝国―近代西洋における中国像の変遷

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停滞の帝国―近代西洋における中国像の変遷

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  • サイズ A5判/ページ数 730,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336054401
  • NDC分類 230.5
  • Cコード C0022

出版社内容情報

近代西洋における中国像の変容を辿り、近代西洋に特有の思考構造を明らかにする。オリエンタリズム研究の新たな可能性を示す大著。

近代西洋において、中国はいかに記述されてきたか――。
マカートニー使節団、イエズス会、ライプニッツ、ヴォルテール、モンテスキュー、リンネ、アダム・スミス、
ヘーゲル、ダーウィン、ニーチェ、ヴェーバー、ウイットフォーゲル……。
文化史、思想史、自然科学史を横断し、近代西洋における中国像の変容の意味を探るとともに、近代西洋に特有の思考構造を明らかにする。
オリエンタリズム研究の新たな可能性を示す大著。

【著者紹介】
1953年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。パリ第8大学博士課程修了。第3課程博士。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。専攻は近代フランス文学・思想。訳書にフンボルト『新大陸赤道地方紀行 上・中・下』(岩波書店)など。

内容説明

近代西洋において、中国はいかに記述されてきたか―マカートニー使節団、イエズス会、ライプニッツ、ヴォルテール、モンテスキュー、リンネ、アダム・スミス、ヘーゲル、ダーウィン、ニーチェ、ヴェーバー、ウィットフォーゲル…。文化史、思想史、自然科学史を横断し、近代西洋における中国像の変容の意味を探るとともに、近代西洋に特有の思考構造を明らかにする。オリエンタリズム研究の新たな可能性を示す大著。

目次

マカートニー使節団
第1部 中国の登場―一八世紀初頭まで(中国の登場;世界観への組み込み)
第2部 神話の形成―一八世紀(中国の流行;世界の中の中国;博物学から人類学へ;ヨーロッパの変容)
第3部 停滞の神話―一九世紀前半(一九世紀中葉までの中国観察;思想の中の中国;人種論と中国人)
第4部 神話の変容―一九世紀後半(中国の混迷;不変性から後進性へ;変化の胎動;トポスとしての中国)
西洋の黄昏、中国の黎明

著者等紹介

大野英二郎[オオノエイジロウ]
1953年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。パリ第8大学博士課程修了。第3課程博士。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。専攻は近代フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ポルターガイスト

2
硬派な名作。論争起こしそうなテーマですが大量の史料が挙げられていて説得力抜群でした。それにしても西洋の偉人級の学者たち(カントとか)がびっくりするほど雑に不十分な知識で中国をコケにしてるのを見ると,人間の理性に対する不信感が煽られる。途中で読むの嫌になるくらい。なんで黒人やインド持ちあげつつ中国人ボロクソに言ったりできるのかわからん(いまも一緒ですね)。でも同じようなこと俺たちもしてるんだろうな。人種や民族といった恣意的な概念や,他人に変化を認めないことの危険性をこれでもかと思い知らされました。2021/03/30

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