メディア横断芸術論

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  • サイズ A5判/ページ数 295,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336054197
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

寺山修司、三島由紀夫など、メディアを横断しながら創造活動を展開した作家たちをめぐる論考。

文学・演劇・映画・放送など、メディアを横断しながら創造活動を展開した作家たち(秋元松代、安部公房、三島由紀夫、寺山修司、中上健次)を対象として、
彼らがそれぞれのメディア特性とどう向き合い、いかにその可能性を広げていったかを検証する。


秋元松代論
 『常陸坊海尊』―ラジオドラマから戯曲へ―
 『かさぶた式部考』―テレビドラマから戯曲へ―
安部公房論
 『他人の顔』―小説から映画へ―
三島由紀夫論
 映画『憂国』―書/器官/仮面/楽土―
寺山修司論
 ラジオドラマ『山姥』から戯曲『青ひげ』へ―「母殺し」の姥捨思想―
 ラジオドラマ『コメット・イケヤ』―虚実錯綜の「音の劇場」―
 テレビドラマ『子守唄由来』―土俗的な呪物化―
 盲者の視線―「よく見るために、もっと闇を!」―
 『書を捨てよ町へ出よう』のメディア横断―引用とコラージュ―
映画『書を捨てよ町へ出よう』―ルサンチマン怨恨と反抗―
 演劇『百年の孤独』―置き換えの遊戯―
 映画『さらば箱舟』―時の移ろい/時の無化―
中上健次論
 『火まつり』―映画から小説へ―
 あとがき
初出一覧
 人名索引

【著者紹介】
1959年、岡山市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻博士課程単位取得退学。現在、宇都宮大学教授。専門分野は日本近代文学、現代演劇。著書に『バロックの日本』(国書刊行会)がある。

内容説明

文学・演劇・映画・放送、メディアを横断しながら、作品創造の踊り場で表現革新の霊異に立ち会う「魔術的芸術論」。図版多数収録。

目次

秋元松代論(『常陸坊海尊』―ラジオドラマから戯曲へ;『かさぶた式部考』―テレビドラマから戯曲へ)
安部公房論(『他人の顔』―小説から映画へ)
三島由紀夫論(映画『憂国』―書/器官/仮面/楽土)
寺山修司論(ラジオドラマ『山蛯』から戯曲『青ひげ』へ―「母殺し」の姥捨思想;ラジオドラマ『コメット・イケヤ』―虚実錯綜の「音の劇場」 ほか)
中上健次論(『火まつり』―映画から小説へ)

著者等紹介

守安敏久[モリヤストシヒサ]
1959年、岡山市に生まれる。1983年、東京大学文学部国文学専修課程卒業。1986年、東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻修士課程修了。1991年、東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻博士課程単位取得退学。大阪学院大学専任講師(経済学部)、宇都宮大学准教授(教育学部)を経て、2009年より宇都宮大学教授(教育学部)。国文学者(日本近代文学・現代演劇)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハチアカデミー

9
寺山修司がG・マルケス『百年の孤独』を原案とした舞台と、映画「さらば箱船」を制作していたという事に驚かされたが、その構成や舞台装置、構想にさらに土肝を抜かれた。舞台では四方にステージが用意され、観客は物語の全てを目撃することが出来ない。見えない場所で行われる場面は、微かに聞こえる声から想像するしかない。商業的に考えたらあり得ない設定だが、その発送だけで面白すぎる。秋元松代、安部公房、三島由紀夫、中上健次論は取ってつけた感があるが、寺山論を読むためだけでも買う価値がある。前衛的な演劇の魅力に迫る一冊である。2013/06/16

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