出版社内容情報
西尾幹二が最晩年のニーチェに敢然と挑み、誰も成し得なかったニーチェの哲学を集成する。
代表作『ニーチェ』の続編。
1.最晩年のニーチェ:光と断崖/
幻としての『権力への意志』/
ニーチェ『この人を見よ』(西尾幹二訳)/
著作を「作る」ことを排した決定版ニーチェ全集の出現
2.ドイツにおける同時代人のニーチェ像
3.日本におけるこの90年の研究の展開 」
4.掌編 研究余滴/ニーチェと学問/方法的態度
後記
【著者紹介】
評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学院文学修士。文学博士。ドイツ文学者。ニーチェ、ショーペンハウエルの研究、翻訳をはじめ、文学、教育、社会、政治、国際、環境問題等幅広く評論活動を行っている。最近では反原発を明確に打ち出し、人類の生命維持から訴えかける論点が注目されている。
目次
1 最晩年のニーチェ(光と断崖;幻としての『権力への意志』 ほか)
2 ドイツにおける同時代人のニーチェ像(フランツ・オーヴァベック;フランツ・リスト ほか)
3 日本におけるこの九十年の研究の展開(わが国最初の論評と研究書はドイツとほぼ同時代だった;姉崎嘲風のドイツ留学が果たした小さくない役割 ほか)
4 掌篇(研究余滴;ニーチェと学問 ほか)
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