西尾幹二全集〈第2巻〉悲劇人の姿勢

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西尾幹二全集〈第2巻〉悲劇人の姿勢

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  • サイズ A5判/ページ数 609p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336053817
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0310

出版社内容情報

西尾幹二の初期の作品を中心に、書評や福田恆存に纏わる様々な作品で構成。多くが初めての所収となる。

西尾幹二の初期の作品を中心に、書評や福田恆存に纏わる様々な作品で構成。
多くが初めての所収となる。
『三島由紀夫の死と私』、小林秀雄論、ニーチェと学問、文学と宿命、福田恆存の哲学等や対談で構成される。

西尾幹二全集   第二巻 悲劇人の姿勢

?T 悲劇人の姿勢
   アフォリズムの美学
   小林秀雄
   福田恆存(一)
   ニーチェ
     ニーチェと学問
     ニーチェと言語観
     論争と言語

   政治と文学の状況
   政治の宿命―現代日本文学にみる終末意識
   「死」から見た三島文学
   不自由への情熱―三島文学の孤独
  
?U 続篇
   行為する思索―小林秀雄再論
   福田恆存小論五題
     福田恆存(二)
  夏期大学講師の横顔
     現実を動かした強靭な精神―福田恆存氏を悼む
     時代を操れると思う愚かさ
     三十年前の自由論
??大義のために戦う意識″と戦う
   高井有一さんの福田恆存論
   田中美知太郎氏の社会批評の一例
   田中美知太郎先生の思い出
   竹山道雄先生を悼む

?V 書評
    福田恆存『総統いまだ死せず』 三島由紀夫『宴のあと』 三島由紀夫『裸体と衣裳』 竹山道夫『時流に反し て』 竹山道雄『ビルマの竪琴』 吉田健一『ヨオロッパの世紀末』 中村光夫『芸術の幻』 佐伯彰一『内と外からの日本文学』  


?W 「素心」の思想家・福田恆存の哲学
一 知識人の政治的行動について
二 「知識」と「洋魂」の戦い
三 ロレンスとキリスト教
四 「生ぬるい保守」の時代
五 エピゴーネンからの離反劇
六 「眞の自由について」

?X 三島由紀夫の死と私
一章 三島事件の時代背景
二章 一九七〇年前後の証言から
三章 芸術と実生活の問題
四章 私小説的風土克服という流れの中で再考する

?Y 憂国忌
三島由紀夫の死 再論(没後三十年)
三島由紀夫の自決と日本核武装(没後四十年)

追補 福田恆存・西尾幹二対談「支配欲と権力欲への視角」

後記

【著者紹介】
評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学院文学修士。文学博士。ドイツ文学者。ニーチェ、ショーペンハウエルの研究、翻訳をはじめ、文学、教育、社会、政治、国際問題等幅広く評論活動を行っている。最近では反原発を明確に打ち出し、人類の生命維持から訴えかける論点が注目されている。

目次

1 悲劇人の姿勢
2 続篇
3 書評
4 「素心」の思想家・福田恒存の哲学
5 三島由紀夫の死と私
6 憂国忌
追補福田恒存・西尾幹二対談支配欲と権力欲への視角