モーフィー時計の午前零時―チェス小説アンソロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336050977
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

チェスを楽しく味わうアンソロジー!
チェスプロブレム作家でもある若島正セレクトによる本邦初の<海外チェス小説アンソロジー>がついに登場!フリッツライバーの幻想味あふれる表題作ほか、フレドリック・ブラウンの未訳ミステリ、現代SFの巨匠ジーン・ウルフの傑作短篇、ウディ・アレンの爆笑作、ジュリアン・バーンズの観戦記など、SF・ミステリ・幻想文学・ユーモア・青春小説・ノンフィクション等々あらゆるジャンルから選りすぐった傑作チェス小説を本邦初訳初訳5篇を含む全12篇。

・序文に、1月にチェスを題材にした小説「猫を抱いて象と泳ぐ」(文藝春秋)を刊行した小川洋子「チェスという名の芸術」を収録。
・巻末に編者(若島正)による詳細な解説を付す。
・チェス関係用語・人名小辞典もあり

●小川洋子さん推薦!
チェスの秘密が文学を通して語られる時、そこには予想もしない世界が現れ出る。人間が考え、人間がこしらえたゲームであるはずのチェスに、人間を超えた小宇宙が出現することを、本書の小説たちは指し示してくれる。チェスとはそういうゲームなのだ。(本書序文より)

◆目次
・序文「チェスという名の芸術」 小川洋子
・「モーフィー時計の午前零時」 フリッツ・ライバー/若島正訳
・「みんなで抗議を!」 ジャック・リッチー/谷崎由依訳
・「毒を盛られたポーン」 ヘンリイ・スレッサー/秋津知子訳
・「シャム猫」 フレドリック・ブラウン/谷崎由依訳
・「素晴らしき真鍮自動チェス機械」 ジーン・ウルフ/柳下毅一郎訳
・「ユニコーン・ヴァリエーション」 ロジャー・ゼラズニイ/若島正訳
・「必殺の新戦法」 ヴィクター・コントスキー/若島正訳
・「ゴセッジ=ヴァーデビディアン往復書簡」 ウディ・アレン/伊藤典夫訳
・「TDF チェス世界チャンピオン戦」 ジュリアン・バーンズ/渡辺佐智江訳
・「マスター・ヤコブソン」 ティム・クラッペ/原啓介訳
・「去年の冬、マイアミで」 ジェイムズ・カプソン/若島正訳
・「プロブレム」 ロード・ダンセイニ/若島正訳

内容説明

チェス・プロブレム作家でもある若島正セレクトによる本邦初の“海外チェス小説アンソロジー”がついに登場!フリッツ・ライバーの幻想味あふれる表題作ほか、フレドリック・ブラウンの未訳ミステリ、現代SFの巨匠ジーン・ウルフの傑作短篇、ウディ・アレンの爆笑作、ジュリアン・バーンズの観戦記など、SF・ミステリ・幻想文学・ユーモア・青春小説・ノンフィクション等々さまざまなジャンルから選りすぐった傑作チェス小説を、本邦初訳5篇を含む全11篇収録。

著者等紹介

ウルフ,ジーン[ウルフ,ジーン][Wolfe,Gene]
1931~。ニューヨーク生まれ。華麗な文体、構築され尽くした物語構成で70年代より最重要SF作家として知られる

ライバー,フリッツ[ライバー,フリッツ][Leiber,Fritz]
1910~92。シカゴ生まれ。SF、ファンタジー、ホラーの各分野で活躍するアメリカ幻想文学界の巨人

若島正[ワカシマタダシ]
1952年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。詰将棋、チェス・プロブレム作家としても知られ、97年日本人初の「プロブレム解答国際マスター(IM)」(国際チェス連盟)の称号を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひほ

29
図書室のキリギリスに登場した一冊。表題作のみ読了。チェスを知らなくても軽く読めました。2018/05/08

kazi

28
チェスにちなんだ小説を集めたアンソロジー。著者リストを眺めてもウディ・アレン以外は知らん作家ばっかり。しかし作品の質は非常に高く読み応えありました。翻訳者の若島正ってどっかで聞いた名前だな~と思ってたら、超有名な詰将棋作家だよ!文学研究が本職だったのね。作品的には「去年の冬、マイアミで」が好み。少年の成長。チェスとの出会い。広がっていく世界。やがて少年は真の天才と出会って、自分の限界を知る・・。絶妙にほろ苦くて読後に深い余韻を残しました。超オススメ。それにしても作家の皆さんボビー・フィッシャー好きやな。2020/10/09

愛玉子

20
チェスをテーマにした短編を集めたアンソロジー。ミステリやファンタジー、コメディなどバラエティに富んでいるが、どれもチェスの美しさと魔力に嵌まり込んだ人々を描いている。そのなかでも、ほろ苦い読後感の『去年の冬、マイアミで』や『マスター・ヤコブソン』がお気に入り。小川洋子氏が序文を書いているのだが、そこで彼女はチェスを指せないという驚愕の事実を知る。がっかりしたわけではなく、その想像力に改めて感服したのだけれど。2010/06/07

hnzwd

18
チェス縛りのアンソロジー。SFよりから対戦に重きを置いた作等、バラエティに富んでる印象。複雑な感情の動きなど、翻訳が難しそうな表現も多く、チェスを知っているからこそ選べる名訳作品が揃っている気がしまた。表題作がやはり良いか。2024/07/31

山のトンネル

10
チェス狂としても知られる翻訳家・若島正氏が編んだチェス短編集。チェスの魅力に取り憑かれ、チェス=人生になってしまった人々にまつわる物語が収められています。ミステリーあり、SFあり、コメディあり、観戦記あり、さまざまなジャンルのチェス小説がこれ一冊で楽しめます。本書を読めば、チェスの世界にどっぷりと浸ることが可能です。(hont編集部) 表題作よりユニコーンと戦う話とかウディ・アレンの神経症的メールチェスの話が面白かったという意見あり。2024/02/15

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