内容説明
仏教の世界では、呪文はたくさんあります。呪文といっても、いわゆる世間でいう呪文ではないのです。自分の妄想が仇敵だから、その敵を追い出す方法なのです。24時間、不幸工場が稼動。自分を破壊する「妄想」に勝つ呪文!最高に幸せな道。
目次
幸せになる教えが暗い教えだと叩かれている
せいぜい今日一日の命
無常の観察が穏やかに生きる秘訣
だれの命も財産も奪う権利はない
自然界の二つの顔
「幸せ」を与えてくれるものが「幸せ」を奪う?
気をつけて生きる
守りきることはできない
正しい気づき
真の敵はだれ?〔ほか〕
著者等紹介
アルボムッレ・スマナサーラ[アルボムッレスマナサーラ][Alubomulle Sumanasara]
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で教鞭をとったのち、1980年に招聘されて来日。現在、日本テーラワーダ仏教協会の長老として、冥想指導・説法・経典勉強会・講演会・著書の執筆など多方面にわたる仏教活動をおこなう。2005年、大寺派日本大サンガ主管長老に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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やまえつ
4
過去のことをくよくよ悔んだり、将来のことを悩んだりといった妄想をなくすためにの呪文を紹介している。簡単なので実践したい。2009/10/29
skr-shower
0
シリーズなのかな?怪しくない仏教の本。こんな風に穏やかに一日一日生きていけたら・・・幸せと思う2017/04/03
dwarfjay
0
このシリーズは、長老がお寺の法要に呼ばれた時の説法をまとめたものです。お話の対象が彼岸の法要に来る人達なので、やさしい言葉遣いで、ポイントを絞って解りやすく説明してくれます。中でも、3と5は、誰にとっても問題となる事象を扱い、誰にでも簡単に実践できる解決法を提示してくれます。誰もが読む価値があると思います。2014/06/15
Horizon09133
0
過去や、未来にくよくよしてはいけない。しかし、苦しい。終わりが見えない。常に無常であることは理解していても、まだすべてのものが幸せでありますようにという気持ちで心が安らぐとは思えない。2013/02/23