死者たちの物語―『餓鬼事経』和訳と解説

藤本 晃【訳著】

国書刊行会（2007/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 338p／高さ 20cm
• 商品コード 9784336049704
• NDC分類 183
• Cコード C0015

内容説明

餓鬼（幽霊）が語る善悪の果報、全５１話。前世で悪業をなして餓鬼界に生まれた者すなわち幽霊が、人間の前に姿を現わして、前世の悪業と今受けている苦しみの果報を述べ、悪因苦果の因果応報を自ら証明する。善事と功徳廻向の大切さを明かす経典。重要な年中行事“施餓鬼会”の源流『餓鬼事経』の本邦初の全訳。

著者等紹介

藤本晃［フジモトアキラ］
１９６２年２月山口県生まれ。１９８５年３月学習院大学哲学科卒業。１９８７年３月龍谷大学修士課程（仏教学）修了。１９９３年６月カナダ・カルガリー大学修士課程（宗教学）修了。２００２年７月広島大学より博士号（文学）授与。現在、浄土真宗本願寺派誓教寺住職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[イチ]

悪業により餓鬼に生まれ変わった者たちに関する話を集めたお経、餓鬼事経の解説本。訳がものすごくわかりやすい。これを読むと悪いことはするもんじゃないなと思う。

2009/07/11

[かっぱ]

悪行について分かりやすく書かれている。……が、私などは捻くれているから「結局お布施をするしない如何で決まるのか」と、やや嫌な気持ちに。

2022/01/29