内容説明
この神話大系はそもそも何だったのか―広がり続ける世界の中で、R・キャンベルが「ラヴクラフト」という原点を見つめ直して編んだ、記念碑的アンソロジー。S・キング、A・A・アタナジオら、豪華執筆陣による“ク・リトル・リトル神話”の新しい出発点。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Smith, Ordinary. Person.
2
新編真ク・リトル・リトル神話大系。最後となる6・7集は、1980年にラムジー・キャンベルが編集したアンソロジー『New Tales of the Cthulhu Mythos』を邦訳し、前後編に分けて再編したものになります。旧編で出たのが1983年、つまり、当時最も新しく刊行されたク・リトル・リトル神話アンソロジーの邦訳だったわけです。6集は後に映像化もされたスティーヴン・キングの『クラウチ・エンドの怪』など、全9編のうち5編を収録。以下コメントに、ちょっとだけネタバレありの各話感想。2022/10/15
sezmar
1
以前の全集から評論部分をカットしたこのシリーズも次で終わり。 とりあえず文庫の全集、このシリーズ、文庫の神話作品あれば有名どころは一通り読めるはず。 機会があれば定本本家も買いたいところ。2009/02/01
xzr
0
典型的なクトゥルー神話や、アイテムを一部取り入れて匂わすだけの作品から一歩進んだと感じさせる、これまでとは一味違う作品が収録されていて面白かった。また、巻末の『パタリロ!』でおなじみ魔夜峰央のインタビューが非常に興味深く、楽しめた。2009/09/04
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