内容説明
日本人の心と感性のふるさと古今集。ことばに秘められた和歌の魅力の世界にあなたを誘う。日本の千年の伝統文化となった「古今和歌集」の物語る歌たち。
目次
第１部 対句と構成から物語へ（古今和歌集とは；「古今和歌集」を読む；歌と歌の結びつき；新たな物語を生み出す編集；歴史物語を想像させる編集；離れた歌との呼応関係）
第２部 春歌上の冒頭部分の構成と解釈（当時の人の読み方について；古今和歌集の初めの十一首について）
第３部 物語る歌たち（夏歌の初めの歌について；藤と桜と郭公そして橘について；ホトトギスそして橘について；初句に五月という言葉のある歌三首；鳴き始めた郭公の歌三首；ホトトギスの最後の一首と夏の終わりの四首）
著者等紹介
佐々木隆［ササキタカシ］
１９４９年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業、同大学院修士課程修了、法学修士。上智大学大学院博士課程後期満期退学。東北女子大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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