内容説明
アンソロジー“未来の文学”第二弾は、浅倉久志選による“ユーモアSF”傑作集。太陽系のかなたから巨大な鳥が地球へと飛んできた―幻のナンセンスSFがついに翻訳、ボンド「見よ、かの巨鳥を!」、酔いどれ天才科学者が発明した機械の正体をめぐる大騒動!カットナー「ギャラハー・プラス」、超能力集団の悩みとは…コグスウェルの皮肉な小品「スーパーマンはつらい」、ヘボ絵描きの思いがけない運命を描く、テンの代表作「モーニエル・マサウェイの発見」、愛すべきファンタジー佳品、スタントン「ガムドロップ・キング」、調子のオカしいロボットを書かせたら天下一品!テンポ快調、グーラート「ただいま追跡中」、ニュー・ウェーヴSFの異端児スラデックの代表作「マスタースンと社員たち」、手放しのアルコール礼賛小説、ノヴォトニイ「バーボン湖」、そして浅倉セレクション秘蔵のヒップなオフビート・コメディ、ジェイコブズ「グラックの卵」。本邦初訳5篇を含む、粋で洒落てて、とにかく楽しい全9篇。
著者等紹介
ジェイコブズ,ハーヴェイ[ジェイコブズ,ハーヴェイ][Jacobs,Harvey]
1930年ニューヨーク生まれ。米ABCテレビのワールドヴィジョン・ネットワークに勤めながら「プレイボーイ」「エスクワイア」などで短篇を発表。鋭い皮肉を持ち味にしたマジック・リアリズム系作家として知られる
浅倉久志[アサクラヒサシ]
1930年生まれ。大阪外国語大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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