未来の文学<br> グラックの卵

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未来の文学
グラックの卵

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336047380
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

内容説明

アンソロジー“未来の文学”第二弾は、浅倉久志選による“ユーモアSF”傑作集。太陽系のかなたから巨大な鳥が地球へと飛んできた―幻のナンセンスSFがついに翻訳、ボンド「見よ、かの巨鳥を!」、酔いどれ天才科学者が発明した機械の正体をめぐる大騒動!カットナー「ギャラハー・プラス」、超能力集団の悩みとは…コグスウェルの皮肉な小品「スーパーマンはつらい」、ヘボ絵描きの思いがけない運命を描く、テンの代表作「モーニエル・マサウェイの発見」、愛すべきファンタジー佳品、スタントン「ガムドロップ・キング」、調子のオカしいロボットを書かせたら天下一品!テンポ快調、グーラート「ただいま追跡中」、ニュー・ウェーヴSFの異端児スラデックの代表作「マスタースンと社員たち」、手放しのアルコール礼賛小説、ノヴォトニイ「バーボン湖」、そして浅倉セレクション秘蔵のヒップなオフビート・コメディ、ジェイコブズ「グラックの卵」。本邦初訳5篇を含む、粋で洒落てて、とにかく楽しい全9篇。

著者等紹介

ジェイコブズ,ハーヴェイ[ジェイコブズ,ハーヴェイ][Jacobs,Harvey]
1930年ニューヨーク生まれ。米ABCテレビのワールドヴィジョン・ネットワークに勤めながら「プレイボーイ」「エスクワイア」などで短篇を発表。鋭い皮肉を持ち味にしたマジック・リアリズム系作家として知られる

浅倉久志[アサクラヒサシ]
1930年生まれ。大阪外国語大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

35
「見よ、かの巨鳥を!」はバカSFだけど今、世界中で起こっている地震を思うと…。「モーニエル・マサウェイの発見」の主人公とその友人があまり、人から褒められるような性格じゃないのにオチの逞しさに苦笑。「ガムドロップ・キング」はスタージョンの短編でこの展開でのホラー版を読んだような…。そして「マスタースンと社員たち」現代こその不景気時代のの日雇い・アルバイト・パート・派遣社員・契約社員・正社員の憂鬱と不安を抉り出していて意外と社会派ではないかな。SF版ルバイヤートな「バーボン湖」は読後、お酒が呑みたくなりますw2015/12/10

かわうそ

31
バカバカしくてお気楽に読めるけど内容は多彩で収録作品のクオリティ的にも満足度高し。「見よ、かの巨鳥を!」「バーボン湖」の二大バカをはじめ、「ギャラハー・プラス」「モーニエル・マサウェイの発見」あたりが好み。2014/10/22

ニミッツクラス

24
06年(平成18年)の税抜2400円の初版。国書刊行会の海外SF文学叢書“未来の文学”の一冊(アンソ)。浅倉氏編訳の43~68年までの9編を収録で、表題作を含む5編が初訳。概ねユーモアSF(ユニーク&プチシュールも含む)。カットナーにはニヤニヤがとまらない…バラでしか読めない“ギャラハー物”と“ホグベン一家物”の内の、前者の貴重な初訳作品。巻頭巻末作品の“怪鳥”絡みと、ノヴォトニイの“どんだけ酒好きなの”はどこを突っ込んで良いのか嬉しくて困る。テンはタイムトラベル物…短編集に未掲載なので儲け。★★★★☆☆2021/03/25

けいちゃっぷ

14
2年前に亡くなられた、名翻訳家にして名アンソロジストの浅倉久志さんが編んだユーモアSFのアンソロジー。 初っ端の「見よ、かの巨鳥を!」でガツーンとやられた。 こういう壮大なバカ話もSFならでは。 他の作品もそれなりに面白かったですよ。 363ページ 2012/07/06

かとめくん

12
「見よ、かの巨鳥を!」壮大な馬鹿っ話は好きだ。「ギャラハー・プラス」潜在意識内の自分が天才じゃ、苦労するよ。「スーパーマンはつらい」そりゃそうだ。「モーニエル・マサウェイの発見」パ、パラドックスが…。「ガムドロップ・キング」このあとどうなったのか気になる~。「ただいま追跡中」ハードな設定とお馬鹿な展開が良いね。「マスタースンと社員たち」経費節減だけじゃ生き残れないよね。「バーボン湖」題名そのまんま。「グラックの卵」広げる方向はそっちか。2012/01/04

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