内容説明
尾崎紅葉、坪内逍遙、内田魯庵、安田善次郎、大隈重信ほか、早稲田大学図書館初代館長の随筆から人物に関するものを精選。
目次
本の友・趣味の交わり(安田善次郎;林若樹君 ほか)
早稲田の杜(坪内逍遙;小野梓 ほか)
文人・画人余談(尾崎紅葉;釣の文学 ほか)
政治家・実業家の面影(犬養木堂;後藤新平伯 ほか)
師を語る(中村敬宇翁;モールス先生の「日本その日その日」を読む)
著者等紹介
市島春城[イチジマシュンジョウ]
1860‐1944。安政7年、新潟県北蒲原郡生まれ。本名・市島謙吉。明治9年、開成学校~東京大学に入学、高田早苗、坪内逍遙、天野為之らと知り合う。政治家を志し、明治14年の政変による大隈重信の下野に伴って、大学を中退し立憲改進党結成に参加。その後『内外政党事情』『高田新聞』『新潟新聞』『読売新聞』などでジャーナリストとして活躍、明治27年、衆議院議員となるが、体調を崩して政治家を断念。明治35年、高田早苗の慫慂で早稲田大学図書館初代館長に就任。自らの愛書趣味も手伝って、数々の本を足で歩いて購入。その傍ら、随筆も多く執筆した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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