目次
神事としての大相撲(伝統とその認識;晩節を汚す ほか)
大相撲は日本人の精神文化(伝統大相撲、再構築の問題点;年寄株取得 ほか)
愛すべき相撲情緒(相撲との出会い;相撲有情 ほか)
相撲道を考える(相撲道の具現者;大力士への道をゆく ほか)
土俵に熱き思いを(相撲の観方;相撲の完成度 ほか)
著者等紹介
赤嶺逸男[アカミネイツオ]
昭和17年7月1日、台湾台北市に生まれる。戦後、母の実家のある東京に引揚げ、その後父の故郷、沖縄に戻る。沖縄県立那覇高等学校卒。早稲田大学卒。南島史学会会員。平成15年3月、住友生命定年退職
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感想・レビュー
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Worldさん
2
図書館本。平成17年の相撲好きのおっさんのコラム集?なのかな。当時の長年の好角家の心境や鬱陶しさも感じられる海外勢に対しての厳しい目線や伝統への敬意がこれでもかと綴られている。先日に読んだ講談社メチエの大相撲本ではやはり当時、海外勢の台頭により急に品格が叫ばれるようになったとあったが著者のような人達によるものなのだなと同じようなタイミングで当事者の文書を見ることができた。このおっさんがナニモンなのかがよくわからなかったが相撲好きのおよその思想を知ることができた。2024/11/14