内容説明
自らの足で子供たちのいる所へ歩いて行ったひとりの作曲家がいる。彼の行動によって、童謡は誰にでも親しまれる愛すべきものになった、といっても過言ではない。作曲、歌唱、普及を一体化したこの作曲家の名は、本居長世という。
目次
第1章 生い立ち―孤独星
第2章 音楽の道へ
第3章 華やかなステップ
第4章 新しい音楽を求めて
第5章 旅する音楽家
第6章 はるかなる歌の旅
第7章 夢のあとに
第8章 永遠なれ、歌の命
著者等紹介
松浦良代[マツウラヨシヨ]
1948年三重県松阪市に生まれる。三重県立松阪高等学校、中京大学文学部国文学科卒業。松阪高校、明野高校、相可高校、松阪女子高校(現三重高校)等で教鞭を執る。1987年「かやの木創房」創設、主宰となる。地域雑誌「ふるさとセンサー」を5か年計画で発刊。企画、編集、執筆に携わる。30巻を発刊。この間に作曲家、本居長世を知り研究。業績の発掘と紹介を始める。毎日教育音楽振興賞受賞。日本ペンクラブ会員。2000年本居長世Memorial Houseを開設。館長をつとめる。会報誌「汽車ポッポ」編集、発行。本居長世にちなむ演奏会の開催、講演活動を行なう
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