内容説明
「手まりの良寛さん」にはもう一つ別の顔がある―出世を拒否し、寺も持たず、村里で人々に「布施行」を行った「癒しの良寛さん」である―。良寛の詩と『良寛禅師奇話』の中から今に生きるテーマを選び良寛の教えを解く一〇〇話。
目次
序章 良寛さんの生涯遍歴
第1章 相手の立場で考える
第2章 人びとに喜びを与える
第3章 夢や希望を捨てない
第4章 謙虚で礼儀正しかった
第5章 強い信念を貫き通す
著者等紹介
松本市寿[マツモトイチジュ]
昭和11年(1936)鳥取県日野町に生まれる。農家の長男のため農事を見習ったが、五年後に上京し都立高校をへて日本大学法学部新聞学科卒業。社団法人思想の科学研究会事務局長のあと、大和書房・恒文社・春秋社など出版社で四十年間を書籍編集に携わる。良寛と出会い後半の二十年間は良寛の研究を中心とした編集プロデュースに重心を置く。現在は全国良寛会常任理事・東京良寛会副会長。良寛研究と顕彰のため執筆と講演に活動の場を移す
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感想・レビュー
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