内容説明
本書は約六十年前、時の政府の決定により「学徒出陣」し、海軍飛行科士官として、国のため私情を捨てて、太平洋戦争の「未期」を戦った海軍第十四期飛行予備学生の「生と死」の記録である。
目次
海兵団から練習航空隊へ(十四期学生と一期生徒;カッター競漕 ほか)
フィリピンにおける要務学生の死闘(飛行科要務士官の戦い;豊原令雄回想 ほか)
沖縄戦と学徒特攻(幾島達雄君を偲ぶ;達雄の思い出 ほか)
帝国海軍の末路(宇佐空、その死と生と;零戦特攻の戦法 ほか)
資料
著者等紹介
土居良三[ドイリョウゾウ]
1921年(大正10)、東京生まれ。1944年、東京帝国大学法学部政治学科卒業。43年、在学中応召、武山(横須賀)海兵団入団。44年、海軍経理学校卒(短現11期)、姫路第二海軍衣糧廠。45年、復員。1950年~68年、片倉工業株式会社勤務。68年~91年、株式会社テキスタイル・コンサルティング代表取締役。主著書『咸臨丸海を渡る』(未来社、第六回和辻哲郎文化賞受賞)、『評伝堀田正睦』(国書刊行会)
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