内容説明
縄文土偶、ヨーロッパの街並み、沖縄の石製呪符、韓国の石仏―さまざまな地域、領域にわたって「石造文化」を比較研究し検証した論文集。
目次
第1部 比較研究の部(縄文土偶と記紀神話―ド=ブロス、フレイザーを援用した比較研究;考現紋章学試論―三角・渦巻文から渦菱・卍菱文へ;芸術空間としての都市)
第2部 地域研究の部(韓国・下体埋没仏の一考察;魁星樓小考―中国山西省の事例を中心に;沖縄の石製呪符)
第3部 テーマ研究の部(日光山寂光寺釘抜念仏信仰―絵画および石造図像による比較研究;北関東の石堂―中世・近世移行期の墓石文化について考える)
著者等紹介
石塚正英[イシズカマサヒデ]
立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程(文学博士)。東京電機大学理工学部教授。立正大学史学会理事。日本石仏協会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。