内容説明
サラブレッドの血統研究の第一人者・山野浩一氏が、ダート競馬を歴史、文化、施設、血統、レース体系、生産などさまざまな視点からやさしく解説。この1冊を読めば競馬がさらに面白くなること間違いなし。
目次
1章 ダート競馬の歴史
2章 血統でみる南関競馬
3章 競馬発展の社会的背景
4章 競走馬の能力と能力評価システム
5章 競馬を取り巻く人々
6章 馬産と競馬
著者等紹介
山野浩一[ヤマノコウイチ]
作家・評論家・サラブレッド研究家。昭和14年大阪生まれ。1990年「サラブレッドの誕生」(朝日新聞社)でJRA馬事文化賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
急性人間病
1
大井競馬レーシングプログラム内のミニコラムの集成本だが、むしろ地方と中央、ダートと芝というのが、今思われているよりも本来明白に溝がありはしないというのがよくわかる。さらに海外と比較すると芝とダートで求められる能力が日本とで反転してるとか、独立した個人厩舎のある海外と主催側の一括管理を受ける日本の厩舎制度それぞれの良し悪しとか、競馬の営為そのものにどんどん話が広がってゆく。よい一冊。2022/02/25
kliq
0
南関のクラシック形体が大きく変わった今に手に取ってみました。 昔は地方競馬の情報誌とか買ってたな。しかし今は競馬関連で博識あって、こういうの書ける人いないよな。2024/06/29