金枝篇―呪術と宗教の研究〈1〉呪術と王の起源〈上〉

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金枝篇―呪術と宗教の研究〈1〉呪術と王の起源〈上〉

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  • サイズ A4判/ページ数 450,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784336044921
  • NDC分類 389
  • Cコード C0339

内容説明

失われた世界をめぐる厖大な事実の集積は、近代に生きるわれわれをつねに始原の場所へと回帰させる。ジャンルを横断して現在を刺激し続ける不滅の金字塔、ついに翻訳刊行。

目次

第1章 森の王
第2章 祭司王
第3章 共感呪術
第4章 呪術と宗教
第5章 天候の呪術的支配
第6章 王としての呪術師
第7章 神の化身としての人間神
付録 ヘーゲルにおける呪術と宗教

著者等紹介

フレイザー,J.G.[フレイザー,J.G.][Frazer,James George]
1854年スコットランド、グラスゴーの裕福な家庭に生まれる。グラスゴー大学卒業後、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに進み、民俗学・神話学を修める。1879年同カレッジのフェロー、1907年にはリヴァプール大学の教授となり、イギリス最初の社会人類学の講座を担当。また、パウサニアスなどギリシア・ローマの古典の翻訳・考証研究にも力を注ぐ。古代ローマの金枝の伝説に端を発した研究は、呪術の原理、王の起源、タブー、農耕儀礼、スケープ・ゴート等をめぐる世界各地の習俗・伝説へと広がっていき、人類学のみならず、T・S・エリオットやコンラッドをはじめとする文学や、映画・美術・社会学など様々なジャンルに影響を与えている。1941年没

神成利男[カンナリトシオ]
1917年秋田県に生まれる。朝鮮総督府鉄道局や大蔵省財務局に勤務。1959年頃から本書の翻訳を始める。1970年退職と同時にアイヌの里二風谷に移住。1991年に死去

石塚正英[イシズカマサヒデ]
1949年新潟県生まれ。1981年立正大学大学院博士後期課程満期退学。立正大学文学部講師、東京電機大学理工学部講師を経て、現在、東京電機大学大学院理工学研究科教授(文化史学・歴史知学専攻)。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てれまこし

4
フレイザーは人類学と民俗学の垣根を取っ払った。マオリ族も日本人もスコットランド高地人もみな横並びだ。人間の精神構造は斉一だから、どこでも同じことを考える。類似と接触の原則という修辞学からヒント得たであろう簡単な原則で、あらゆる不可思議な風習は説明可能である。差異はすべて単一の人類の発達史に回収可能である。柳田民俗学の人間学的側面はこのフレイザーからの遺産である。しかし、天皇を「未開人」の呪術王と横並びにすることは政治的に危険であった。これが柳田が民俗学を民族学からいったん切り離そうとした理由じゃないか。2019/08/10

Hiro Iwatani

0
王は必ず倒される。いつの時代に翻訳したのか知らないが、かなり“配慮が必要”な表現が目立ちます。2016/04/08

よっち

0
少し前に読んだ。 呪術、呪詛など、現代科学を知っている私達にとってはナンセンスではあるが、それでも当時の人達は、そのような行為で見えない力や自然をコントロールしようとしてきた。本書の見出しに(見出しは訳者が付けたとあるが)呪術から宗教への転換は画期的だったはず…みたいな記述があり、なるほどと考えさせられる。それら呪術が宗教となり後の哲学や科学に繫がると考えると、まるで人類古代史を読んでいるような気持ちになった。2022/12/07

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