日本人は台湾で何をしたのか―知られざる台湾の近現代史

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  • サイズ B6判/ページ数 325,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336043368
  • NDC分類 222.4
  • Cコード C0021

内容説明

日本統治時代、蒋介石政権を経て、現在に至る台湾の諸相を、徹底した現地調査に基づき、平易に解説した画期的台湾論!台湾人の苦患の歩みを辿るその旅は、まさに「戦後日本」を見つめ直す旅でもあった。

目次

序章 楽園伝承の真実―台湾大地震お見舞いの記
第1章 台湾への道は遠かった
第2章 最初の台湾―それは目覚めの旅だった
第3章 日本語・英語・北京語・台湾語―それぞれの世界
第4章 日本時代は良かったなあ
第5章 同化しよう、日本人にしよう―という不思議な情熱
第6章 或る台湾人家族三代との出会い―台湾史開眼

著者等紹介

鈴木満男[スズキミツオ]
大正15年(1926)、東京・麻布出生。東京大学法学部卒。同大社会学系大学院博士課程終了。社会学博士。政治人類学・東アジア研究・比較民俗学を専攻。山口大学人文学部教授、イェール大学人類学部Visiting Fellow、韓国・ソウル大学校法科大学外国人招聘教授。ほかに台湾・韓国・中国、米国の大学・研究所で客員教授あるいは客員研究員などを歴任
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感想・レビュー

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台湾では当時「犬去りて、豚来たる」と言い、犬は台湾を統治していた日本人、豚は大陸から来た中国人を意味するそうだ。犬は口喧しいが守ってくれる。が、豚はただ貪り食べ尽すのみとのこと。社会人類学者である著者が昭和40年代に台湾で聞き取りした、戦前、戦中、日本統治時代の回想。我々日本人が失ったものがいかに大きいか、台湾の方々の証言で分かります。2013/09/26

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