目次
第1章 朝鮮半島の夜明け(檀君神話;古朝鮮の社会と文化 ほか)
第2章 三国(高句麗・百済・新羅)の成立と発展(高句麗のはじまり―朱蒙の物語;高句麗の建国 ほか)
第3章 三国時代から統一へ(三国確立の時代へ;高句麗と魏の戦い―乙巴素と紐由の物語 ほか)
第4章 新羅の三国統一(新羅の三国統一;輝かしい三国の文化と芸術 ほか)
著者等紹介
徐永洙[ソヨンス]
1948年韓国大邱市生まれ。漫画家。『天然記念物はどこにあるの』で2000年度韓国文化観光部主催の漫画大賞「学習漫画部門」を受賞
野崎充彦[ノザキミツヒコ]
1955年奈良県生まれ。現在、大阪市立大学大学院文学研究科アジア都市文化学科助教授
高秀賢[コスヒョン]
韓国生まれ。中学・高校を日本で過ごした後、帰国。韓国外国語大学日本語課大学院修了。その後、再来日。現在、大阪市立大学・大阪産業大学・阪南大学で韓国語講師をつとめる傍ら、国際会議などで同時通訳に従事する
金信恵[キムシンヘ]
韓国生まれ。韓国キリスト神学大学神学部卒。現在、埼玉県立浦和図書館臨時職員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
12
<喫茶店で読みながら、紙に書きつけていたメモ>英雄が卵から生まれがち。どれもこれも大河ドラマ化してほしい。ずーーっと、外敵と内乱。英雄多すぎ。男と女の物語、濃いめ。1000年間、戦ってばかりいる。人間や人間関係で、容易に国が亡びる。なんとか安定したのは、渤海のおかげ。/固有名詞などを覚えられないけど、国のかたちがどう変化したかを見ているだけで、おもしろい。国書刊行会、よい仕事。2018/12/08
南
12
まぁなんと!戦いだらけ、王様交代の多いこと多いこと!朱蒙(チュモン)や金首露(キムスロ)、善徳(ソンドク)女王は、ドラマにあったなぁ、と喜びつつ、韓国の歴史は知らなさすぎてビックリ(日本の歴史も分かってないが…)。マンガであっても、読みなれない韓国語の発音を追い、登場人物が途中からゴッチャになってページを戻ったりで、読了までに2週間かかりました。が、せっかくなので、このシリーズ全巻制覇したいですね。2017/02/13
かめぴ
9
実話なのか物語なのか…歴史に興味を持てずここまで来たので、これくらいから始めて丁度。『トッケビ』の時代背景を知りたいが為に、頑張って読む。「エミレの鐘」偶然見たBTSの「エミレ鐘かよ」が分かって嬉しい。2024/02/07
さけフレーク
1
マンガとしては赤子に毛髪みたいのが見えてたり、登場人物の書き分けができてないのがNG。 韓国史としても、ところどころ前から見直さないと分かりにくい部分がある。 総じて韓国史を学ぶには初級レベルといったところだと思う。2017/01/06
可兒
1
神武天皇は否定するのに、自国正史はまさかの神話スタート。他にもいろいろとファンタジーが多い。こんなこと堂々と言える国なら、新しい歴史教科書レベルの誇張ぐらい許してくださいよ2010/05/08