内容説明
文化年間、日本はエトロフでロシアと闘った。高田屋嘉兵衛も間宮林蔵も、そして若き日の川路佐衛門尉も、みんな、ペルリ来航に半世紀先立つこの異国船時代を生きたのだった。
著者等紹介
渋谿いそみ[シブタニイソミ]
本名、荒宗一。昭和4年、かつて越中守大伴家持が在任した国衙の地、現在の富山県高岡市伏木で生れる。ペンネームは、家持が着任早々に詠んだ「馬並めていざうち行かな渋谿の清き磯廻に寄する波見」からとったもの
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