内容説明
和製類書とは、数多の書籍から事項・語句を抽出、分類編集したものを言う。その中から、際だつ利便性で、都の錦・永井堂亀友・森島中良・山東京伝・紀海音らも愛用した、和製類書で最も重要な『訓蒙故事要言』、豊富な挿絵ゆえに身近で親しみやすく、江戸時代に広範な影響を与えていた『絵本故事談』の二篇を収録。
目次
訓蒙故事要言
絵本故事談
著者等紹介
神谷勝広[カミヤカツヒロ]
1961年愛知県生まれ。名古屋大学大学院博士課程退学。現在、名古屋文理大学助教授。専攻は日本近世文学
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