内容説明
アレイスター・クロウリーによって「魔術的子息」と呼ばれながら、後年にはその過激な魔術思想のために異端とされた、早熟の天才的魔術師フラター・エイカドの残した、伝統的カバラ論を根幹から覆す幻の奇書。
目次
第1章 「創造過程」のカバラ的概念である「生命の木」の形成について
第2章 ヘブライ語アルファベットにおける照応の自然的基盤について
第3章 22の「小径」とその「イェツィラー」的属性および色彩の照応について
第4章 「タロー」の切り札およびそのヘブライ語アルファベットへの割り当てについて
第5章 発音すべからざる「御名」および「四界」と、「タロー」の小アルカナへのその照応について
第6章 「大宇宙」と「小宇宙」についておよび「生命の木」によるその統合と「大いなる作業」の完成について
第7章 文字のカバラおよび「ゲマトリア」「ノタリコン」「テムラー」の方法について
第8章 数字、象徴および同種の問題について
第9章 過去、現在、未来について
第10章 王国と花嫁について