目次
第1章 俳諧と絵と(蕪村の遠近法;蕪村の花鳥画と俳諧―牡丹と紫陽花;蕪村の時代;今、なぜ蕪村なのか;蕪村の魅力;蕪村の臨終)
第2章 蕪村を歩く(丹後の春―蕪村画探訪記;十四俳仙図について;下館蕪村―板谷波山と外狩素心庵;蕪村と讃岐;蘇鉄図管見―蕪村・月僊・卓池)
第3章 百川から蕪村・暁台へ(百川の俳画;百川・高陽・涼袋;百川から蕪村へ;蕪村と暁台―詩と現実の間;月渓画暁台賛芭蕉翁図について)
第4章 現代俳句と蕪村(村上鬼城と蕪村;中村草田男の蕪村;山口誓子二論)
第5章 研究余滴(私の「几董句稿」―俳書叢刊本;『蕪村』から『近代句珠』へ;蕪村と私)