内容説明
革命の中核は文化革命であり、文化革命の中核は詩的言語の革命である―。詩的言語のユートピアを夢みた「立体未来派」。既成の言語を全否定し、新たな言語を構築しようとした彼らの夢は今も健在である。フレーブニコフ「カー」、クルチョーヌィフ「爆」、カメンスキー、ブルリューク、リフシーツ、グローの詩、「言葉そのもの」、「文字そのもの」、「火星人のラッパ」、「ファクトゥーラ」などを収録。
目次
1 立体未来派
2 自我未来派連合
3 コスミズムほか
4 オベリウー
5 アクメイズム
6 亡命詩人たち