感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めがねまる
10
A・K・トルストイの吸血鬼のみ読了。現実の話と幻覚の話が入り混じって吸血鬼の存在が事実かどうか定かではないけどそこが面白かった2021/10/17
スターライト
7
A・K・トルストイの三篇の怪奇幻想小説(「吸血鬼」「吸血鬼の家族」「三百年後の出会い」)を中心に、マルリンスキイ「恐ろしき占い」オドーエフスキイ「シルフィッド」ザゴスキン「思いがけない客」レールモントフ「シトース」トゥルゲーネフ「夢」の計8篇を収録。19世紀のロシアのリアリズム小説の時代といわれる時期に花開いた、ロシアの土俗的な雰囲気の感じられる作品群は魅力的。「吸血鬼は吸血鬼の子によって殺される」というのがスラブの伝説とは初めて知った。お気に入りは「シトース」「シルフィッド」「夢」あたり。地味に怖い。2021/05/28
N.蘭子
2
すべてのページに薄紫の透かし模様が入っていて、美しく豪華な本。ひと昔前のロシア情緒を堪能。「三百年後の出会い」が良かった。2019/06/08
Chunko
0
とうとう買いました!やはりA.K.トルストイはよい…Князь Серебрянный翻訳できるように頑張ろう…1994/10/02