クラテール叢書<br> ヴィクトリア朝の緋色の研究

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クラテール叢書
ヴィクトリア朝の緋色の研究

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  • サイズ B6判/ページ数 465,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784336024619
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0398

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

8
以前「ペニードレットフル」を調べるために図書館で借りた本。犯罪現場や犯罪者、被害者を模したスタッフォードシャー陶器人形の確認のため再度借りた。 女王の好んだ厳格なキリスト教的倫理観に覆われているかに見えるヴィクトリア朝。しかし一般大衆は血とエログロに飢えていた。階級の上下を問わず血なまぐさい犯罪ニュースに飛びつき、上流階級は表向き罪の糾弾と犯人の改心を望みながら、下流はあからさまな好奇心をむき出しにして、その実同じくそういった類いの情報に夢中になったのである。人形まで販売されたとはまさに恐るべし!2019/01/23

抹茶ケーキ

1
ヴィクトリア朝期の殺人について。半分ぐらいが当時起きた事件の概要で、そのあたりは退屈だったけど、最初の方の数章と最後の章は、概論でそこはすごく面白かった。犯罪はある意味で社会の紐帯を高めたみたいな話が(よく言われることではあるけど)心に残った。2016/06/04

timeturner

1
富める者も貧しい者も殺人事件を娯楽として楽しんでいたヴィクトリア朝。ディケンズの小説が犯罪を誘発する悪書だと弾劾されていたとは。いつの時代も人間のすることは変わらないのだな。2013/02/05

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