感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねじ
5
学生の頃、この森亮訳に出会って以来、これが私にとっての決定版に。フィッツジェラルドが英訳したルバイヤットは生前四版まで出ているが、森訳は、初版をテキストにしたものとのこと。第37歌が好き。「ああ、さかずきを満たせ。いくら嘆いても無駄なこと、/時はわたしたちの足もとをすべるように流れる。/まだ生まれぬ明日や逝ってしまった昨日を/なぜ思い悩むのか、今日が楽しい今日であるなら。」2019/05/04
skr-shower
2
他地区図書館本。何のつながりで借りたのか忘れてしまった。そもそも4行詩集という意味のタイトル。酒が主題の詩も多く七言律詩のような詩を翻訳?”ああ、さかずきを満たせ。いくら嘆いても無駄なこと、/時はわたしたちの足もとをすべるように流れる。/まだ生まれぬ明日や逝ってしまった昨日を/なぜ思い悩むのか、今日が楽しい今日であるなら”、酒飲みの気持ちです。2020/06/18