古事記の謎をひもとく

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784335950414
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C1095

出版社内容情報

「創作者の意図」から見えてくる、古代史ミステリーの真相!「創作者の意図」から見えてくる、古代史ミステリーの真相!



國學院大學古事記学センターでは、神道学・日本史・日本文学など多分野の研究者たちが学際的・国際的な視点から独自の「古事記学」の構築を目指して共同研究を行っています。

本書はその成果の1つとして、『古事記』をめぐる謎30を取り上げ、今までにない新しい解釈に挑む野心作です。

『古事記』の読者は誰だったのか、為政者は読者にどのような効果を与えたかったのか、スキャンダラスな事件の真相は――等々。

創作者の意図に寄り添って読み解くことで、史実だけではなく、創作だけでもない、歴史ミステリーの知られざる裏側が見えてきます。



【主要目次】

『古事記』上巻の謎

古事記は誰が読んだのか/天地はどのようにしてできあがったのか/「ヒルコ」とは何か/黄泉国はどこにあるのか/須佐之男命は悪神か、善神か/天石屋籠り神話の意味するものは何か/八俣大蛇の正体とは/大国主神にはなぜ名前がたくさんあるのか/国譲りはどのようになされたのか/降臨神はなぜ交替するのか/邇々芸命はどこに降ったのか/天神御子の命に限りが生じたのはなぜか/異類婚姻譚の持つ意味合いは何か

『古事記』中巻の謎

神武天皇はなぜ東を目指すのか/叛乱物語を描く意図は何か/崇神天皇はなぜ「ハツクニシラス」天皇なのか/サホビメはなぜサホビコに従ったのか/本牟智和気御子はなぜ口が利けないのか/倭建命とは何者か/弟橘比売命はなぜ海に沈むのか/倭建命はなぜ即位できないのか/応神天皇は神の子か/中巻末の記事の意味するものは何か

『古事記』下巻の謎

石之日売命はなぜ嫉妬するのか/同母兄妹婚は本当にあったのか/目弱王は本当に七歳だったのか/暴虐の御子大長谷王はなぜ即位できたのか/雄略天皇はなぜ猪から逃げたのか/意祁・袁祁兄弟はなぜ譲り合うのか/顕宗・仁賢天皇以後はなぜ物語を記さないのか

『古事記』上巻の謎

古事記は誰が読んだのか/天地はどのようにしてできあがったのか/「ヒルコ」とは何か/黄泉国はどこにあるのか/須佐之男命は悪神か、善神か/天石屋籠り神話の意味するものは何か/八俣大蛇の正体とは/大国主神にはなぜ名前がたくさんあるのか/国譲りはどのようになされたのか/降臨神はなぜ交替するのか/邇々芸命はどこに降ったのか/天神御子の命に限りが生じたのはなぜか/異類婚姻譚の持つ意味合いは何か

『古事記』中巻の謎

神武天皇はなぜ東を目指すのか/叛乱物語を描く意図は何か/崇神天皇はなぜ「ハツクニシラス」天皇なのか/サホビメはなぜサホビコに従ったのか/本牟智和気御子はなぜ口が利けないのか/倭建命とは何者か/弟橘比売命はなぜ海に沈むのか/倭建命はなぜ即位できないのか/応神天皇は神の子か/中巻末の記事の意味するものは何か

『古事記』下巻の謎

石之日売命はなぜ嫉妬するのか/同母兄妹婚は本当にあったのか/目弱王は本当に七歳だったのか/暴虐の御子大長谷王はなぜ即位できたのか/雄略天皇はなぜ猪から逃げたのか/意祁・袁祁兄弟はなぜ譲り合うのか/顕宗・仁賢天皇以後はなぜ物語を記さないのか



谷口 雅博[タニグチ マサヒロ]
著・文・その他

内容説明

「創作者の意図」から見えてくる、新たなストーリー!日本神話はどこまでが史実でどこからが創作なのか?「読者に与えたい効果は何か」という視点から読み解き、古代史ミステリーの真相に迫る!

目次

上巻 併せて序(古事記は誰が読んだのか;天地はどのようにしてできあがったのか;「ヒルコ」とは何か ほか)
中巻(神武天皇はなぜ東を目指すのか;叛乱物語を描く意図は何か;崇神天皇はなぜ「ハツクニシラス」天皇なのか ほか)
下巻(石之日売命はなぜ嫉妬するのか;同母兄妹婚は本当にあったのか;目弱王は本当に七歳だったのか ほか)

著者等紹介

谷口雅博[タニグチマサヒロ]
國學院大學文学部教授、博士(文学)。國學院大學古事記学センター長。1960年北海道生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期所定単位修得退学。専攻は日本上代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みいやん

5
神様は多いし、名前は覚えにくいし、しかも一柱の神様に複数の名前があるしで、何冊読んでもなかなか理解できない古事記の関連本。本書は日本書紀との違いの解説もあり、理解が一歩前進。2018/04/29

Tadashi Totsuka

3
古事記って、天皇家の歴史ですよね。 和銅5年、712年に編纂されています。 中大兄皇子と藤原鎌足による乙巳の変、すなわち蘇我入鹿暗殺事件から、大化改新が行われて、それまでの天皇家の歴史を正当化させるために作られたのでしょうか? 全く嘘八百とは言えないが、どこまでが本当なんでしょうか?蘇我氏が滅亡し、蘇我家にあった歴史書などが、焼けてしまって何もわからなくなってしまって、天皇家に都合よく作ったのでしょうか?そもそも蘇我氏ってなんだったんでしょうかね?蘇我氏についても読んでみたいです。2018/07/03

カツ

2
ちょっと期待していたのと違った。「古事記」は通しでは全部読んでないしな。謎をひもとく前にまずは全部読めよって事か。2019/10/08

TAMA

1
国学院の先生はこういう講義をするのかと。私には合わなかった2018/05/13

aochama

1
謎が多い古事記について、研究者がわかりやすく丁寧に解説を試みます。謎のポイントも説明されているので、論点を外さずに読めました。登場人物の名前が読みにくいのは、やむを得ないところ。約1300年前の奥深さに少し触れることができた感じがします。2018/05/06

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