数学史対話

数学史対話

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  • サイズ B6判/ページ数 169,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784335750052
  • NDC分類 410.2

内容説明

本書は日本における学問的な数学史の開拓者中村幸四郎と若き数学史家佐々木力との間の数学史に関する対話の記録である。いかにして現代数学が形成されたか、数学史という学問がなぜ成立しなければならなかったか、古代ギリシャから現代までの西洋数学の歴史に、どういう問題が存在しているか―読者は、この対話を読み進むにつれ、数学史研究の現状の重要な部分を垣間みることができる。

目次

第1部 大正デモクラシーに育まれ、ヴァイマル文化とともに生き(「アインシュタイン・ショック」に始まる;大正末期の東大数学教室;ヴァイマル・ドイツへの留学;ハインツ・ホップ先生のこと―チューリヒにて;現代数学の戦前日本への導入;数学史への旅立ち;数学史の前線にて)
第2部 数学史の基本的諸問題(古代ギリシャ数学史;ヨーロッパ中世の数学;ルネサンスの新しい数学的意識;新代数学の登場―ヴィエトとデカルト;数学における「発見の技法」;ニュートンとライプニッツ;18世紀の数学―「偉大で荒々しいオイラーに帰れ」;19世紀数学の新地平;20世紀数学の始原)
ヒルベルトのこと、ワイルのこと―対談の後に(中村幸四郎)
中村幸四郎氏の生と作品―解説に代えて(佐々木力)

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