内容説明
実験計画および刺激材料を具体的に示し、テーマの理論的解説とデータ分析のポイントも配置。「感覚・知覚」「記憶・イメージ」「言語・思考・判断」「日常記憶」の4領域から心理学専門課程における実験を学ぶ。
目次
第1部 感覚・知覚(線画命名―色があると分かりやすい?;マガーク効果―人間は目でも音を聴く ほか)
第2部 記憶・イメージ(ワーキングメモリ―記憶って、ため込むばかりが能じゃない;メロディの記憶―覚えてなくても好きになる? ほか)
第3部 言語・思考・判断(概念構造―「また」焼き魚?;音読と黙読による文理解―音読は本当に効果的? ほか)
第4部 日常記憶(感情と表情―状況が変われば見え方も異なる;目撃者の証言―そう言われると、そんな気がしてきた ほか)
著者等紹介
西本武彦[ニシモトタケヒコ]
1966年早稲田大学第一文学部卒業、旧労働省入省。1973年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(心理学)、(株)日立製作所中央研究所入社(研究員)。現在、早稲田大学文学学術院教授。専門は認知心理学(主に記憶分野)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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