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内容説明
うつと妄想で発症し、気分=感情障害という分類枠に収まらない高齢者の精神疾患が増加している。クレペリンおよびドレイフスの古典的記述の精細な検討を踏まえ、退行期メランコリーを妄想性障害として独立させることの臨床的意義を考察した貴重な共同研究の成果である。
目次
1 退行期うつ病とメランコリー問題
2 メランコリー
3 メランコリー―躁うつ病の一状態像
4 メランコリーの症状、検査、経過、治療
5 関連領域
6 人生後半期の精神病―まとめ
著者等紹介
濱田秀伯[ハマダヒデミチ]
1948年東京生まれ。1972年慶應義塾大学医学部卒業。79~83年フランス政府給費留学生としてパリ大学付属サンタンヌ病院へ留学。医学博士。慶應義塾大学医学部精神神経科学教室専任講師、准教授を経て、医療法人群馬会群馬病院長。専攻は臨床精神医学、精神病理学、フランスの妄想研究
古茶大樹[コチャヒロキ]
1960年東京生まれ。1986年慶應義塾大学医学部卒業。医学博士。国立病院機構東京医療センター精神科医長を経て、慶應義塾大学医学部精神神経科専任講師および慶應義塾大学文学部非常勤講師、早稲田大学文学部非常勤講師、東京地方検察庁嘱託医。専攻は臨床精神医学、精神病理学、司法精神医学、老年精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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