内容説明
21世紀の医療を臨む「いのちの人間学」。現代医療は病という苦痛や悩みをもった人間へのサービスとして機能しているだろうか。ヒトゲノム解析・遺伝子診断・臓器移植など先端技術に関する倫理的模索、生殖・子育て・看取りへのまなざし、そして病者や社会の要請に応える医療従事者の養成。第一級の執筆陣が、医療・看護・福祉を学ぶ人のために書き下ろした必読の書。
目次
総論(科学史と医療;人間理解の心理学と哲学 ほか)
各論(ターミナルケア;尊厳死と安楽死 ほか)
教育カリキュラム紹介(医学概論教育カリキュラム紹介;教育・学習カリキュラムの考え方と実践 ほか)