内容説明
精神病理学の危機が叫ばれる今日、わが国を代表するラカニアンが、ラカンの精神分析における8つの基本概念について、豊かな実践と最先端的理論の両面から、ダイナミックに捉えた最新の成果。
目次
1 ラカンの転移論
2 原幻想と音韻連鎖
3 分析構造の二重性と欲動
4 昇華の問題を巡って―ラカンとバタイユ
5 夢と無意識の欲望―享楽する主体、消え去る主体
6 原抑圧―その二重の側面と、分裂病者の二重見当識
7 死の欲動と死への存在
8 同一化・同一性
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