文化人類学と言語学

文化人類学と言語学

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  • サイズ A5判/ページ数 278p
  • 商品コード 9784335560033

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

7
本書は、編訳者池上義彦が選んだ「サピア=ウォーフの仮説」を巡る、サピア、ウォーフ他6名の言語人類学の12の論考を収める。特に人類学の相対主義を言語学の意味論に適用した「場の理論」(同じ意味がそれを用いる場によって言葉を変えること)と「成分分析」(異なる言葉が意味を成り立たせる幾つかの成分を共通に持つこと)の方法を主題とする論考が選ばれており、母国語の意味の静態性を動態的に捉えようと異国の言語と対照する各論者の論理手順が辿れる。一方、構造的な音韻論を意味論に適用して文化記号論へ展開する際の難題も垣間見える。2024/04/24

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