差し出し方の教室

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784335551802
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C1095

出版社内容情報

あなたの想い、届いていますか? その距離を越えるのは一匙(さじ)の慮(おもんぱか)り。

 「人が本の場所に来ない時代」に「人がいる場所へ本を持っていく」仕事を積み重ねてきたブックディレクターが、選書以上に大切にしてきたこと――それは選んだ本をどう差し出すのかということ。そして、これまでに重ねてきた仕事から、同じ「もの」や「こと」でも差し出し方によって、相手への伝わり方が変わるということに気がつきました。
 小売店舗で売られる商品も、ダンスフロアに流れる音楽も、観光地の名産品も、自らが愛してやまない「それ」を確かにそこにいる小さな一個人に向けて、「らしく」伝える方法に頭を悩ませる人は多いはず。コロナ禍で遠のいた人との距離にますますその想いを深めているのではないでしょうか? そこで、各界の差し出し手の元を訪ね、距離を越えて届けるためのヒントを探りました。さらに、これまでに著者が手掛けてきた仕事を振り返りながら、様々な場所での多様な本の差し出し方も紹介しています。

内容説明

あなたの想い、届いていますか?その距離を越えるのは一匙の慮り。「この一冊を読んでほしい」「この一皿を食べてほしい」「この一曲を聞いてほしい」「この街に来てほしい」「この一幅を見てほしい」…届かないのは距離のせいじゃない。人が本の場所に来ない時代、人がいる場所に本を持っていくブックディレクターが各界の「差し出し手」に聞いた、「好き」を「らしく」伝える方法とは。

目次

第1部 様々な「差し出し手」に会いに行く(博物館での差し出し方―東京国立博物館学芸企画部上席研究員・木下史青さんの場合;動物園での差し出し方―日本パンダ保護協会会長・土居利光さんの場合;デジタル・コミュニケーションにおける情報の差し出し方―(株)アブストラクトエンジン代表取締役・齋藤精一さんの場合
ワインバーでも差し出し方について聞いてみました―「HIBANA」サービスマン・永島農さんの場合)
第2部 BACHの仕事から見る差し出し方の多様(ブックディレクションとは何ですか?;温泉町での本の差し出し方―NPO法人本と温泉;病院における本の差し出し方―さやのもとクリニック;子どもたちへの本の差し出し方―丘の上保育園)

著者等紹介

幅允孝[ハバヨシタカ]
有限会社BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。人と本の距離を縮めるため、公共図書館や病院、学校、ホテル、オフィスなど様々な場所でライブラリーの制作をしている。安藤忠雄氏が設計・建築し、市に寄贈した子どものための図書文化施設「こども本の森 中之島」では、クリエイティブ・ディレクションを担当。最近の仕事として「早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)」での選書・配架、札幌市図書・情報館の立ち上げや、神奈川県立図書館の再整備、ロンドン・サンパウロ・ロサンゼルスのJAPAN HOUSEなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

44
人が本の場所に来ない時代に人がいる場所へ本を持っていく仕事を積み重ねてきたブックディレクターが、各界の差し出し手の元を訪ね、距離を越えて届けるためのヒントを探る一冊。博物館や動物園、WEB世界やワインバーなどの異業種の見せ方、伝え方なども取材しながら、城崎温泉と万城目学さんの本の関係、病院や子供相手の本の差し出し方など、コロナ禍でさらに遠のいた人との距離感の中でどう本を届けるのか、相手に向き合ったその真摯な取り組みや試行錯誤には、様々なヒントやはっとさせられるこような発見があったなかなか面白い一冊ですね。2023/02/09

小太郎

37
幅充彦さんの「幅書店の88冊 あとは血となれ肉となれ」を読んでブックディレクター、選書家という職業があるのかととても興味を惹かれました。今回は選書だけではなくてどうやって本を差し出すのかと言う話です。本だけではなくて博物館、動物園、デジタルコミュニケーション、ワインバーなどの異業種での差し出し方をベースに本の伝え方を見直すというお話、城崎温泉の成功例や病院や子供たちへの本の関りを中心の話でした。私みたく無理に読ませるのはいけないんだと反省(笑)★3.52024/06/11

Gummo

22
自分の伝えたいことをどんな方法で届けるのか。博物館の展示デザイナー、動物園の園長、デジタルクリエイター、ワインソムリエ、ブックディレクター、それぞれの「差し出し方」に対する意識の高さがすごい。自分のケースに当てはめるのは難しいが、「差し出し方」を意識することの大切さだけは分かった。2025/01/11

17
何年ぶりかに本を開いてもらう。そして、たまには読書もいいな、と思ってもらう。その瞬間のため、あらゆる可能性を想定し、思考し、伝える。コミュニケーションの量と質を、ここまで上げなければならないのだと圧倒されました。かくいう自分は、まだ自身の差し出し方も、世界観の見せ方も、全く分かっていない。その現実に打ちのめされた。"自分が誰かに何かを伝えたいと思ったら、その誰かの愛する世界を学ぼうと思う姿勢が欠かせません。"(P.184)2023/10/01

マカロニ マカロン

15
個人の感想です:B。NHK「理想的本棚」などでご活躍のブックディレクター幅允孝(ハバヨシタカ)さんが「本の差し出し方」という観点での対談とエッセイ。対談相手は東博学芸員、上野動物園元園長、ワインバー店主、城崎温泉社長さんたちで、見せ方の色んなアイデアを語っている。城崎温泉に泊まって、当地でしか買えない城崎本(万城目学、湊かなえ)をぜひ手に入れたい。『セレンディップの3人の王子たち』も読みたい。「予感と徴候」、「余韻と索引」という定義は、今後読書会で本を紹介する際にとても役に立つ感覚かもしれないと思った2025/07/14

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