内容説明
「社会調査士」資格取得カリキュラムに準拠。実際の「社会調査」の講義に対応したテキスト、応用編。社会調査士資格のためのE科目(量的データ分析)とG科目(実習)について実践的に解説する。
目次
E科目―量的データ解析の方法に関する科目(社会統計学の基礎:C科目とD科目の復習;基本的な考え方(1)関連と因果、統制変数―2つの変数の関連が見かけ上のものか因果関係かを見分ける
基本的な考え方(2)三元クロス表の分析―2つの質的変数の関連の仕方がグループや条件ごとに異なるかを調べる
基本的な考え方(3)偏相関係数―2つの量的変数の関連の仕方がある別の量的変数の値に応じて異なるかを調べる
重回帰分析(1)モデルの概要―ある量的変数に対して2つ以上の量的変数がそれぞれどの程度影響しているかを調べる ほか)
G科目―社会調査の実習を中心とする科目(調査の企画、対象者・地域の選定―調査を企画する;調査項目の設定―テーマを設定する;仮説構成―仮説をたてる;質問文・調査票の作成(1)質問をつくる
質問文・調査票の作成(2)調査票を作成する ほか)
著者等紹介
金井雅之[カナイマサユキ]
専修大学人間科学部教授。1971年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。博士(学術)。専門社会調査士(2008年)。山形大学教育学部講師、同地域教育文化学部准教授を経て、2010年4月より現職
小林盾[コバヤシジュン]
成蹊大学文学部准教授。1968年東京都生まれ。シカゴ大学社会学部博士候補。修士(社会学)。専門社会調査士(2006年)。日本学術振興会特別研究員、成蹊大学文学部講師を経て、2010年4月より現職
渡邉大輔[ワタナベダイスケ]
成蹊大学アジア太平洋研究センター客員研究員兼文学部現代社会学科社会調査士課程非常勤助手。1978年愛知県生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。専門社会調査士(2010年)。日本学術振興会特別研究員、成蹊大学アジア太平洋研究センター特別研究員を経て、2011年4月より現職。専修大学、関東学院大学、明治学院大学にて非常勤講師を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 構文の意味と拡がり