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日本の大学制度―歴史と展望

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784335551154
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C1037

内容説明

誰が大学制度を動かすのか。明治以来の教育政策と制度の変遷を概観し、大学改革の現状と課題を分かりやすく分析。

目次

大学改革の力学―誰が大学制度を動かすのか
国家のための大学づくり―明治政府による官学中心のエリート養成制度
大学制度の拡充―大学令に基づく公私立大学を含めた大学制度
占領下の民主化改革―高等教育機関の大学への一元化
欠陥制度の定着化―新制大学制度の問題点と部分的手直し
象牙の塔の崩壊―大学の大衆化で噴出した新制大学制度の矛盾
改革への始動―規制緩和に基づく大学改革の推進
行政改革の論理―国立大学の法人化
国家の大学と国民の大学―私立大学の役割と制度上の位置づけ
市場化時代の大学行政―大学に対する国の役割と責任
大学教育の中身―教養教育と専門教育

著者等紹介

草原克豪[クサハラカツヒデ]
1941年北海道生まれ。東京大学教養学部卒業。1967年文部省に入り、コーネル大学経営行政大学院留学、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)勤務を経て、文部省学術国際局国際学術課長、高等教育局専門教育課長、医学教育課長、企画課長、大臣官房人事課長、大臣官房審議官(高等教育局担当)、生涯学習局長を歴任。1997年から拓殖大学北海道短期大学学長・拓殖大学副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナカシマ

1
非常に瑣末になりがちな大学の制度論が、戦前から現在にかけて簡潔にまとめられており、序章に示されている本書の役割については十分に果たされている。とくに、著者が文科省の役人だったためだろう、行政と大学との関わりについては一歩踏み込んだ説明があるような気がした。ただし、サブタイトルに「展望」とあるが、その部分にあたる第10章は十分に議論されているとは言い難い。本書はあくまでも日本の大学制度を概観するのに有益である。2018/01/25

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