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内容説明
中国人の世界にひたり、生活をまるごと好奇の目で見つめる。写真の隅々を解読して見えてくる隣の未知の人々。
目次
市場
台所
昼食
屋台
菓子
食堂
著者等紹介
島尾伸三[シマオシンゾウ]
写真家。1948年生まれ。奄美大島で育つ。1974年東京造形大学造形学部写真専攻卒業。1978年潮田登久子と結婚。ともに中国、香港の庶民生活のレポートを始めて今日に至る
潮田登久子[ウシオダトクコ]
写真家。1940年東京生まれ。1963年桑沢デザイン研究所卒業。1966‐1978年桑沢デザイン研究所および東京造形大学の講師。1975年頃からフリーランスの写真家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫
3
1990年代後半の中国の食がらみの日常生活が、写真と著者の取材・体験でつづられている。国としてみた時に近年のあれやこれやで腹の立つことの多い中国だけど、その中で生活している人たちは食べて生きるために毎日一生懸命な、私たちと同じ「人」なんだと感じた。本の発行が2001年で、90年代後半を懐かしみつつ進化に驚く表記が結構あったけど、さらに13年経ってどうなっているんだろう?2014/06/15
はにゅ
0
まるで旅行しているみたいな写真です。2007/03/25
TZK
0
現代中国の食文化を詳細に紹介している本。 解説が細かいのはありがたいのだけど、写真に番号を振ってそれが何かを見ていくのは多少面倒ではあります。あと、写真が80年代の古いものが多く、多分今現在の中国とは相当違うのでしょう。良く言えばたくましい。悪く言えば野蛮で雑で粗野な中国の庶民の食文化。(高級なものは洗練されていますが) 実際の食べ物がどうかという点よりもその周辺文化(飲食店とか市場とか台所とか食事風景とか)が、かなり詳細にわかると思います。ただあんまり食べたくはならなかったかな。2022/07/27