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内容説明
東欧で最も美しいといわれる古都が内戦で次々と破壊されている。今やユーゴは、民族独立か連邦制かの一大岐路に立たされている。本書は、歴史・経済・政治・民族・宗教・言語・社会・文化・芸術等からユーゴの全貌を初めて紹介する。詳細な年表・文献つき。
目次
ユーゴスラヴィアという国―歴史的概観(「第一のユーゴ」―南スラヴの統合;「第二のユーゴ」―連邦制の試み;「第三のユーゴ」―新たな国家形態の模索)
経済(産業構造;経済改革;自主管理の評価)
労働者の自主管理制度(その導入の歴史的背景;企業組織と自主管理制度の構造;組織的・制度的問題点;連合労働基礎組織の導入)
非同盟外交(非同盟外交の歴史;非同盟外交の今日的課題)
宗教と民族
多言語国家における理想と現実
社会(ザドルガとは何か;ザドルガの現在)
ことわざと生活(ことわざに見る女の一生;ことわざに見る国民性)
ユーゴスラヴィア漫歩(スロヴェニア;沿岸都市;クロアチア;セルビア;ボスニア;ヘルツェゴヴィナ;ツルナゴーラ;マケドニア)
口承文学―愛と死のバラード(「ムーヨとアイカの死」;「オメルとメリマの死」;「イヴァンとイリーナの死」;生から死、ふたたび生へ)
美術(知られていないユーゴスラヴィア美術;ツァヴタットの一枚の油絵から;セルビア近代美術とイコンの伝統)
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