目次
序論―自然環境はどのような人的要因によって改変されてきたか
漢族移民の活動と生態環境の改変―雲南から東南アジアへ
碑文が語る生態史―地域住民からみた生態環境の変化
茶と塩の交易史―十九世紀以降の雲南南部から東南アジアにかけて
ケシ/アヘンから描く地域生態史―中国・雲南省紅河県の事例研究
ラオス北部の農林産物の交易
ビエンチャン近郊における流通と交換
潅漑農業と緑の革命
東南アジア大陸部の焼畑と村落の変容
東南アジア大陸山地部の土地利用の技術と秩序の形成
周辺社会における居住空間の歴史変動
近代医療の浸透と歴史
二本とラオスの人的交流史
著者等紹介
ダニエルス,クリスチャン[ダニエルス,クリスチャン][Daniels,Christian]
漢名は唐立。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授。専攻は歴史学。中国および東南アジア大陸部で、伝統技術と人間社会・自然環境の歴史についての調査・研究に従事。アジア・アフリカ言語文化研究所では、中国雲南省、ラオス、タイおよびミャンマーに居住する諸民族の歴史と文化を中心に研究している
秋道智彌[アキミチトモヤ]
総合地球環境学研究所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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