目次
序論―変革を乗り越える人と自然の相互作用
第1章 東南アジア大陸部の雨緑樹林と農の生態
第2章 焼畑のモチイネとツルアズキ―DNAから神話まで
第3章 水田稲作の多様性
第4章 耕耘機で森を食べる―ラオス天水田稲作地帯における農業近代化と野生資源利用の変化
第5章 焼畑の生態価値
第6章 ホームガーデンから市場へ
第7章 多様な狩猟技術と変わりゆく狩猟文化
第8章 家畜利用の生態史
第9章 メコン河集水域の漁撈と季節変動
第10章 メコン河流域の水辺の植物(水草類)利用の多様性
第11章 五感の食生活―生き物から食べ物へ
著者等紹介
河野泰之[コウノヤスユキ]
京都大学東南アジア研究所・教授。専攻は東南アジア研究、自然資源管理。東南アジア大陸部を中心に、農業や森林管理など、人と自然のかかわりについての調査・研究に従事。これまでに、タイにおける水からみた農業生態、ベトナムやラオスにおける農林業複合の動態と社会変動などを探る研究を実施
秋道智彌[アキミチトモヤ]
総合地球環境学研究所・教授・副所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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