内容説明
アフリカの熱帯雨林で、ピグミーチンパンジーと寝食を共にしながら、人間と動物とのあいだに生まれる共通感覚、差異とは何かを考える。今行われている自然破壊、野生動物乱獲の実態を報告し、その問題点と解決への道を示す。
目次
序 自然学への招待
第1章 体で感覚する自然
第2章 生態的参与観察
第3章 共感の自然学
第4章 類人猿の森と人々
第5章 日常の自然学へ
著者等紹介
黒田末寿[クロダスエヒサ]
1947年生まれ。京都大学理学研究科博士課程修了(自然人類学)、理学博士。滋賀県立大学人間文化学部地域学科教授(人類学)。専攻は人類進化学、霊長類学
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