内容説明
袋小路の日本社会、機能不全の「日本型福祉社会」。福祉社会を阻むものは、なにか?福祉国家を基礎にすえた福祉社会という新しいシステムが求められている。いかにして新たな社会は、実現できるか。
目次
第1章 時代閉塞の現状
第2章 社会学的想像力
第3章 「古き良き時代」の生活保障
第4章 新しい時代の模索
第5章 国民負担率を抑制すると国民の負担が増える
第6章 真に必要な者に限ると真に必要な者に届かない
第7章 逆進的な付加価値税の方が平等化を進める
第8章 福祉社会のユニバーサルデザイン
著者等紹介
武川正吾[タケガワショウゴ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。1955年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。専攻は、福祉社会学・社会政策研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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