内容説明
災害発生!現場はどう動くか?失敗事例をもとに、危急の事態に必要な対応策を解説。市町村長・自治体職員、消防・警察、ライフライン企業、メディアから一般企業のBCPまで、「危機管理」に必読の1冊。
目次
第1章 災害危機管理論とは
第2章 地震災害時の危機管理
第3章 豪雨災害時の危機管理
第4章 火山災害時の危機管理
第5章 災害対策本部の初動と応急対応―その運営と意思決定
第6章 避難と情報
第7章 災害時広報とマス・メディア対応
第8章 生活再建・復興過程と行政
第9章 産業被害と企業の災害危機管理戦略―BCP論
第10章 自主防災組織とボランティア
第11章 災害危機管理のための訓練・演習体系と手法
著者等紹介
吉井博明[ヨシイヒロアキ]
東京経済大学コミュニケーション学部教授。東京工業大学理工学部物理学科卒業。同大学院理工学研究科博士課程単位取得満期退学(理学修士)。(財)未来工学研究所研究員、同主任研究員、文教大学情報学部助教授、同教授を経て、現職。専攻は情報社会論、災害情報論。情報生活論、メディアエコロジー(ともに東京経済大学)などを担当。主著『情報のエコロジー』(北樹出版)など。中央防災会議専門委員、原子力安全委員会専門委員、地震調査研究推進本部政策委員会委員長代理、消防審議会会長
田中淳[タナカアツシ]
東京大学大学院情報学環附属総合防災情報研究センター教授。東京大学文学部社会心理学科卒業。同大学大学院社会学研究科社会心理学専攻修士。未来工学研究所研究員、群馬大学教養部、文教大学情報学部、東洋大学社会学部社会心理学科を経て、現職。災害心理学、集合行動論を専攻・担当。京都大学防災研究所巨大災害研究センター客員教授、中央防災会議専門委員、文部科学省科学技術・学術審議会専門委員、同地震調査研究推進本部専門委員、国土審議会専門委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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