内容説明
財政赤字、エネルギー問題、少子高齢化…。不安な日本を生き抜くために、最良のリーダーの選び方を知る1冊。
目次
第1部 日本政治の仕組みと選挙(政治の基本中の基本;政治の理想と現実;40歳未満の有権者の過去と未来;特別利益団体と官僚の役割)
第2部 日本がかかえる諸問題(日本が直面するさまざまな問題;財政赤字問題;エネルギー問題;食料問題;少子高齢化問題;経済問題)
第3部 地球規模の問題と日本(「囚人のジレンマ」と国際問題;国際機関(国連)の機能と役割)
著者等紹介
森川友義[モリカワトモノリ]
早稲田大学国際教養学部教授。政治学博士(Ph.D)。1955年群馬県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、ボストン大学政治学部修士号、オレゴン大学政治学部博士号取得。国連開発計画、国際農業開発基金等の国連専門機関に勤務。アイダホ州立ルイス・クラーク大学助教授、オレゴン大学客員准教授を経て、現職に至る。海外生活は米国、イタリア、ウガンダ等約21年。専門分野は日本政治、恋愛学、進化政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yurari
1
12章の国連についての記載が面白かった。・ある発展途上国の国連事務所で仕事をしていた時、自分の上司が不正にお金を流用していたことが発覚。あなたならどうするか。→上司に忠告/上司の上司に報告、はダメ。見て見ぬふりをするのが正解。理由は不正を報告せよとの記述が服務規程になく、越権行為となりうる/上司の上司が不正をしていないとは言い切れず、自分がクビになる事がある。すごい世界だ。。2016/07/03
Tomoya
1
筆者の独断が多く入っているのは頂けない。2012/12/20
すぐる
0
◎:日本の政治がどうなっているのか、明日の選挙に役立つ本です。小選挙区のメリットがどうなどという政治学の本ではなく、いま、日本の政治を考えられる本です。日本の政治がどのように行われているのか、日本が抱える問題、そして世界と日本の政治的関係について簡単に説明しており、とても分かりやすい本です。2014/01/24