目次
1 ブランドをデザインする要件とは
2 ブランドとデザイン(“蓄積に基づいた技術力”と“時代に合ったデザイン力”―サントリー「伊右衛門」;“自らの美学”と“受け手の共感”―サントリー「ウーロン茶」;“揺るぎない伝統”と“絶えざる革新”―キユーピー「キユーピーマヨネーズ」;“歴史的な哲学・信条”と“現代的な物語性”―キユーピー「キユーピーハーフ」・資生堂「マジョリカマジョルカ」 ほか)
3 クリエイター・インタビュー(秋山晶(株式会社ライトパブリシテイコピーライター)
安藤隆(株式会社サン・アドクリエイティブ・ディレクター)
葛西薫(株式会社サン・アドアート・ディレクター)
永井一史(HAKUHODO DESIGNクリエイティブ・ディレクター) ほか)
著者等紹介
川島蓉子[カワシマヨウコ]
1961年、新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。1984年、伊藤忠ファッションシステム株式会社入社。ファッションという視点で消費者や市場の動向を分析し、アパレル、化粧品、流通、家電、自動車、インテリアなどの企業とブランド開発・デザイン開発などのプロジェクトをおこなう。Gマーク審査委員、札幌市デザインコンペティション審査委員。また、「MJ」、「読売新聞」、「ブレーン」などに定期的に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Tadashi_N
8
シンプルでインパクトのある、謎を残したことば。それを行い続ける強い意志。2014/09/23
majisuka@zeus.eonet.ne.jp
1
少し時間がかかったが、ブランドとは伝統をまもりながら変革していくもの。市場調査の上で理論的に作り出すものではなく、作りての強い思いが、利用者に伝わるもの。今の立ち位置に少しは参考になったかな。まだまだ多方面の考え方を吸収する必要があると思われる。2016/01/25
tuppo
0
志と全く同一でないとしても。その延長上にブランドには具体的な、地に足のついた、生活上での意味が必要である。その商品が入ってくることで生活にどんな楽しさや喜びを提供してくれるのか?は忘れられない視点。2014/06/14
Acha
0
う。もう8年も前の本だった・・・賞味期限が切れてるなあ。こういう本ってその辺が哀しい。2014/05/08
ikeika
0
デザインの本質の勉強になります。表層だけではないとか。深く思考した末のアウトプットなんだと。2014/02/26