棋譜に著作権はあるのか - 著作権・不法行為から棋譜の保護を考える

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  • サイズ 46判
  • 商品コード 9784335360749
  • Cコード C1032

出版社内容情報

将棋ファンがSNSで指し手を呟くだけで違法になる?

棋戦における棋譜は著作権で保護されるのか? 保護されなくてもよいのか? 将棋ファンによる棋譜の利用はどこまで認められるべきか?――本書は、こうした「棋譜」をめぐる法的保護の問題について詳述します。一部の職業的配信者(YouTuberなど)が棋譜を無断で利用した動画を配信しているところ、正規の契約金等を支払っている主催者やスポンサー等は、棋譜の独占権を侵害するとして、配信者の棋譜利用行為を問題視しています。棋譜の保護については法学界のみならず、将棋界においても重要な論争となっており、すでに多くの事件が裁判で争われ、大きな話題になっています。本書は裁判所がどのような根拠に基づき、どの範囲で棋譜を保護するとしているのかを明らかにするとともに、将棋界の発展とファンの自由の調和という観点から、バランスのとれた棋譜利用ルールのあり方を提言します。法律家のみならず、棋譜をめぐる論争に関心のあるすべての将棋ファンに開かれた一冊です。




【目次】

第1章 注目を集める、棋譜に関する判決
第2章 変化を迫られる、「棋譜独占権」という伝統的なビジネスモデル
第3章 棋譜ガイドラインをひもとく
第4章 棋譜は著作権で保護されるか
第5章 著作権と不法行為の関係を明らかにした最高裁判決(北朝鮮映画事件)
第6章 棋譜の無断利用者の動画削除に関する二つの事件
第7章 棋譜の無断利用を理由とした損害賠償請求に関する【棋譜当日再現動画損害賠償命令事件】
第8章 結局、どの範囲まで棋譜を許可なく利用することができるのか
第9章 棋譜を著作権・不法行為以外の方法で保護できるか
第10章 ビジネスモデルの維持・発展と将棋ファンの自由とのバランスのために
終章 棋譜をめぐる議論のは他分野に応用できるか
補章 【棋譜当日再現動画損害賠償命令事件】控訴審判決
さらに棋譜の法的保護について知りたい人のために
おまけ 将棋にまつわる裁判
巻末資料:北朝鮮映画事件以降の主な不法行為否定例

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